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ドラマチックな時の中で

前回に続き、ドラマネタ。

月曜21時からフジ系列で放送中の「薔薇のない花屋」、昨日の第三話を見て思いました。

脚本家の野島さんって、本当に凄い人だなぁと。

主人公の香取くんが、渋谷でヒロインの竹内さんを探す…というシーン。

あの「もう少しで見つけられた」の台詞と、マーガレット(?)の花びら二枚。

ストーリーからすると、かなり強引な感じです。

香取くんは、竹内さんがマーガレットの花びらを一枚一枚ちぎるシーンは目撃していないはずなのに、花びらを見ただけで竹内さんのいた痕跡…というのは、現実的には無理があります。

でも、私はすんなりと受け入れてしまいました。

出演者の見事な演技力もあると思いますが、そのシーンまでに充分引き込まれているから、あのような強引な展開でも受け入れられる、それどころかドラマチックに感じてしまったんですよねぇ。

野島さん、アンタはエライ!

大きな謎を提示して、それを少しずつ紐解いていくという、ストーリーの重要性も改めて気付かされたし、やっぱりプロの人って凄いなぁと思いました。

香取くんは亡くなった妻について何も語っていないのに、竹内さんへの「花が咲くように笑う」という言葉から、「きっと奥さんも花が咲くように笑う人だったんだなぁ」と見る側に思わせたり、亡くなった奥さんのビデオレターや、喧嘩に巻き込まれた時に見せた香取くんの表情から、主人公の過去には暗い影がある事を匂わせたり、直接的な説明は何もないのに、見てる側に気付かせるのってホントに凄いと思います。

最近小説を書く事をお休みしているのですが、昨日の放送を見て、改めて「もう少し充電してから書こう…」と怯ませてくれる内容でした(笑)

でも、「薔薇のない」を見ていて、今度書いてみたい小説の、流れみたいなものはイメージが湧きました。

次に書くものは、大きな時間の流れを書くのではなく、短い時間を捉えて書いてみたいと感じています。

極端ですが、桜の花びらが散り、地面に落ちるまでの短い時間の中にも、きっとドラマがあるような気がします。

野島さんの脚本には、スローモーションのような、刹那の美しさが描かれているような気がしました。

第四話以降も勉強させて頂きます!

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