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おじいさん先生、現る

先週、風邪をひいてしまいました。

月曜から調子が悪かったのですが、その内治るかなぁと思って放っておいたら発熱する始末。

これはイカンと金曜日に近所の病院に行きました。

引っ越してきてからは病気になっていなかったので、事前にインターネットで病院捜索。

近所に数件の内科があるので、呼吸器科がある病院をチョイス。

というのも、私は気管支が弱いようで、ぜんそくのような症状が出るからです。

「○○クリニック」という名前なので、ちょっと小奇麗な建物で、看護士さんの服が白だけではなくて青とかピンクの人もいるような場所を想像して行ったのですが…

着いた場所は怪しげなビルの入り口。

しかも軽~く変な臭いがしそうな感じ。

イヤイヤ、外見で判断するのは大人としてイケマセン。

一人分ほどの幅しかない階段に足を踏み出します。

上を見上げると、何か病院らしくない文字が書かれた扉のようなものが。

ちょっと不安になって、引き返そうかと思った直後、階段が小さな踊り場のような場所に差し掛かって気付きました。

踊り場の右手には半透明のガラスの扉があり、そこには「○○クリニック」と書かれていました。

明らかに何かの事務所のような入り口です。

恐る恐る扉を開くと、正面に小さな受付があって、おばちゃん看護士の姿がありました。

とりあえず病院である事は確かなようです。

初めて来院した事を告げ、保険証を出すと、「少しお待ち下さい」と言われました。

私は初めて待合室がない病院を見ました。

待っている間、入ってすぐの廊下のような場所の壁に引っ付くように置かれた長椅子に座り、ふと横を見ると一人のおばあさん。

待っている人が二人だけの病院も初めてです。

経営は大丈夫なのでしょうか?

しばらくして奥の方から名前を呼ばれ、診察室に踏み込みました。

先生は見事なおじいさんで、何故か私の顔を見ません。

大体病院に行くと、「今日はどうされましたか?」的な事を言われると思うのですが、おじいさん先生は無言でカルテを見ています。

いや、初めてだから、まだ何も書いてないでしょ?

すると、おじいさん先生は言いました。

「お名前、何て読むの?」

え?

さっき私の名前呼びましたよね?

おじいさん先生以外に誰もいませんよね?

一瞬帰りたい気分になりましたが、おじいさん先生は私の下の名前に興味を持っていたようです。

とりあえず自己紹介して診察スタート。

症状を説明している間も、おじいさん先生はカルテに夢中です。

そんなに私の名前が気に入ってもらえたのでしょうか?

やっとカルテから目を逸らしたと思ったら、今度は何故か私とカルテの中間点辺りを見ています。

おじいさん先生、そこは壁ですよ。

私の話が一通り終わり、以前に掛かり付けの病院からぜんそくの予防薬を渡されて吸っていた話をした途端、おじいさん先生は動き始めました。

やたらと早口で、やたらと「うん」が多く、病人の私の方が引いてしまいます。

結局おじいさん先生の持論は、「そんな簡単にぜんそくって言うな」的な内容だったような気がします。

どうやら最近の医者はぜんそくとは何たるかを理解していない為に、すぐにぜんそくの薬を処方する…というような、他の医者批判だったようです。

話が終わり、喉を見られました。

「じゃあ、服を上げて」と言われ、私は服を上げて胸を出しました。

おじいさん先生は聴診器をスタンバイして、おもむろに私の胸に当てます…が

メチャメチャ早い!

ペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタ

「はい、背中」

ペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタ

「はい」

おじいさん先生、そんな高速移動で何が聞こえるんですか?

聴診器が当たる音しか聞こえなくないですか?

「う~ん、三日分、いや…三日分お薬で…良いかな?」

結局三日分なんですね。

鼻水が出始めて三日も放置してはいけないと怒られ、ぜんそくの予防薬を以前に吸っていた事を鼻で笑われ、高速聴診器の後、結局一度も目を合わせる事なく診察終了。

診察を受けて、席を立つタイミングがわからなかったのも初めてです。

「じゃあお大事に」とか言ってくれれば良いのに、私がまだ座っているからおじいさん先生も気まずく、私もいつ帰って良いのかわからず、イヤ~な空気が流れる事十秒ほど…

「あ、あの、ありがとうございました」

「はい」

逃げるように診察室を後にしました。

長椅子で待っていると、受付から呼ばれました。

初めてだから、近所で処方箋を扱う薬局を聞こうかと思っていたら、看護士さんはおもむろに3種類の薬を出して説明してくれました。

そういえば子供の時に行っていた病院は、受付で薬もくれていたような気がします。

「え~っと、1,260円になります」

安っ!

初診プラス薬でその値段って安くないですか?

しかも今や三割負担の時代ですよね?

おじいさん先生の診察はサービスなのかもしれません。

家に帰って薬を出すと、確かに1つは三日分なのですが、1つは3.5日分、1つは4.5日分入ってました。

そんなアバウトな処方で薬事法違反にはならないのでしょうか…。

おじいさん先生恐るべし。

次に病気になったら、違う病院に行ってみようと思ってしまうのは罪でしょうか。

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